こんにちは、福すけです。
前回は、僕の不調の原因として考えられることから〈3〉まで書かせてもらいました。
〈1〉夏バテ
〈2〉職場の苦手な人と過ごす時間が長かった
〈3〉あまり目にしたくないニュースを見た
〈4〉パリ五輪で男子バレーが準々決勝で負けてしまった
〈5〉健康診断の結果で気にかかることがあった
今回はその続きから。
〈4〉パリ五輪でバレー男子日本代表が準々決勝で負けてしまった
これはもう本当に悔しくて、負けた瞬間呆然としてしまいました。。
イタリアとの対戦で日本は第1セット、第2セットを連取。第3セットも24-21でマッチポイントを迎えてあと1点というところで、イタリアが怒涛の3連続ポイントで同点。その後競り負けて3セット目を落とすことに。
個人的には、もし第3セットを落としたらイタリアに流れが向いて「フルセットで逆転負けすることすらあるんじゃないか?」と思っていたので、何とか3セット目をストレート勝ちしてもらいたかったですけど、結果的に3、4、5セットを連続で奪われ敗戦となってしまいました。
今回は金メダルを十分狙えるチームだっただけに本当に惜しい試合で、
「たった1点を取ることがこんなにも難しいことなのか」
という現実を見せつけられた気がします。
特にオリンピックの決勝トーナメントは負けたらその時点で終わりなので、選手たちは「1点」に命をかけて戦っているわけですけども、その部分では無意識的なレベルでイタリア代表の方が一枚上だったのかもしれません。
試合に負けはしましたが、今回の日本代表は男女ともに自分が今まで見た中で一番応援したくなるチームでした。
選手のみなさんや監督、スタッフが魅力のある素晴らしい方たちばかりで、オリンピック最終戦まで楽しく見ることができて感謝の気持ちでいっぱいです。
実を言うと、僕自身はここ7、8年ほどまともにバレーボールの試合を見ていませんでした。
はっきりした理由はないですが、個人的に応援していた選手がどんどん引退されて、熱が冷めてしまったのはあるかなと思います。
そんな状態だったのが、ついこの間までやっていた「ネーションズリーグ」というバレーの世界大会をテレビでたまたま見ていたら、世界の強豪相手に1セットを取るどころか、むしろ勝ってしまうくらいのレベルに成長していた日本代表を見て、再びバレー熱が戻ってきました。
しかも、男女ともに史上初の決勝戦まで進んで銀メダルを獲得するという快挙!
30年くらい前(中垣内祐一さんや大林素子さんが現役の頃)から飛び飛びで日本バレーを見てきましたけど、世界の強豪と互角に戦えるまでになったことに本当驚いています。
今回は男女ともメダル獲得はなりませんでしたが、最後まで諦めず堂々と戦い抜いたことに本当に感動しました。
そして欲を言えば、今大会の代表メンバーの試合をもっと見たかった。。
余談ですが、去年の春ごろ男子バレーの西田有志選手がプロ野球ヤクルトスワローズの試合を観戦するという企画がテレビで特集されていて、
同い年でWBCの優勝にも貢献した村上宗隆選手がランニングホームランをした姿にものすごく興奮していました(2人はLINEを交換する仲だそう)。
この時、僕は西田選手を初めて知ったのですが、その時の第一印象は
「金髪でえらい元気な兄ちゃんやなあ」←なぜか関西弁
くらいにしか思ってなかったんですよね。
もしも、彼を通してそこからバレーを見続けていれば、去年10月のパリ五輪出場権獲得、ネーションズリーグ、さらには今回のパリ五輪の試合をもっと楽しめたんじゃないか、と少し後悔しています。
今後はそんなことがないように、男女のバレーはできる限り追い続けていくつもりですし、秋からはVリーグ(バレーボールのプロリーグ)も始まるので機会があれば1度見に行ってみたいと思っています。
◆
というわけで、前編から長々と書き連ねてきましたが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます(もう少しで終わります)。
今の僕にとって一番ネガティブな話題は〈2〉のことなのかもしれませんね。
やっぱり「普段から誰と過ごすか」というのは本当に大事なことだなとつくづく思います。
僕は彼のことが「すごく嫌い」というわけではないですが、「一緒に時間を過ごしたい人なのか?」と言われれば、「100%それはない」というのが正直な本音です。
なぜかといえば、彼が「常にネガティブな気を発しているから」ですかね。
そういうのって案外バカにできなくて、実際に彼と一緒に仕事をした日は疲れが1段階重い気がしています。
「人間は環境の動物」だと言われていますし、たぶん自分でも気づかないうちにネガティブな気が伝染して、行動や習慣、思考などあらゆる面に影響しているんじゃないかと思うとけっこう恐ろしいですよね。
ちなみに、彼はあと2年は仕事を続けるそうですが、僕としてはこのまま一緒にいると心身ともにダメになりそうなので、今の会社には長居はせず、自分が少しでも楽に生きられる環境をちゃんと創っていかなきゃなという気持ちが高まっています。
実はそう考えさせられる出来事が先日ありました。
〈5〉健康診断の結果で気にかかることがあった
つい先日、2年ぶりに健康診断を受けてきたのですが、腎臓の「eGFR」という数値が基準値の60をわずかに下回っていることがわかりました。
eGFRは「腎臓が血液中の老廃物をどれだけ尿として出す能力があるかの数値」で、60を下回ると慢性腎臓病の予備軍、15を切ると人工透析を考える必要がでてくると言われています。
5年前の検診では70ほどだったのですが、その後1年おきの検査では数値が徐々に下がってきていたようで、あまり気にしていなかっただけに今回の結果はショックでした。
数値が下がった原因は加齢、食生活、運動不足など様々ありますが、やはり一番の原因は「ストレス過多」ではないかと個人的には考えています。
腎臓の上には「副腎」という臓器がついていて、受けたストレスを和らげるために「コルチゾール」という物質を出すのですが、長期間ストレスを浴び続けるとコルチゾールがドバドバ出てしまい、副腎が疲弊しまうのだそう。
副腎の疲労が腎臓の数値低下と関係があるのかどうかは十分調べていないのでよくわかりませんが、確実に言えることは
「悪いストレスを我慢し続けることが、体に何らかの不調を作り出す」
ということです。
前に少し話しましたが、僕はある整体院でお世話になっている先生がいます。
去年末の施術の際に「自分の体の声(本音)に従って生きたほうがいい」とアドバイスをもらい、今年から「自分の体にマイナスになることを無くしていく生活」というのを実践してきました。
それで、だんだん自分なりの行動軸や価値観が見えてきたのですが、人生で大きな割合を占める仕事、お金、人間関係はまだ思うように改善ができず、足踏み状態が続いています。
・今までの人生で植え付けられた常識や考え方に捉われて自分を信じきれていない
・体よりも脳の指示を優先してしまう
こういうことが自分の記憶にまだ根強く残っていて、思い切った行動ができていないのかもしれません。。
でも、今回の検診の結果で「今までのような生き方を続けていけば、確実に人生の最期まで苦しむことになる」ということがわかったので、自分の望む道に向かって一歩を踏み出すしかないという気持ちになっています。
失った時間は二度と戻ってこないわけで、ただ生活を維持するための味気ない労働をして、好きでもない人と我慢して一緒にいる暇なんて本来はないはずなんですよね。
この「時間」のことでちょうど思い出したのが、プロ野球の米メジャーリーグで活躍中のダルビッシュ有投手に関するある逸話です。
どこで聞いたのかは忘れましたが、以下のような記事を見つけましたので、最後にご紹介させていただきます。
出典:ダルビッシュはほぼ“転生者”?20歳で想像した「全てを失う人生」。(2/4) - MLB - Number Web - ナンバー
正直言って、20歳でこんな発想を思いつくことがもう只者ではないですし、さらにすごいのが、その考えをちゃんと実践して継続させていることです(多くの人は考えたところで実践までには至らないはず)。
実際、ダルビッシュ投手は食事やトレーニング方法の研究・改良を重ねて国内トップクラスの投手に成長し、2012年からはプロ野球の最高峰である米メジャーリーグで10年以上第一線でプレーし続けているわけなので、
「自分と本気で向き合う」
ということがいかに大切かを改めて考えさせられます。
僕も自分とちゃんと向き合っているつもりで、どこか中途半端になってしまった部分もあるので、今後は抜かりがないように徹底していくとともに、
彼と同じように「神様からチャンスをもらって20年前に戻ってきた」つもりで生き直してみようと思います。
また、今回見たパリ五輪では多くの選手からチャレンジし続けることや、最後まで諦めないことの大切を学んだので、これらを力に変えて少しずつ前に進んでいきたいです。
◆
今回このブログを書くまでは心がモヤモヤした気分でしたが、抱えているものを文章にすることで気持ちが少し楽になりました。
ただ、文字数が想定以上に多くなったため、文章をまとめるのが途中でしんどくなってしまうこともありました(*_*)
ブログを書いて疲れるのでは元も子もないですよね。
次回からは少しコンパクトな文章にしていこうかと思っています。